こんにちは。3歳と0歳双子の三姉妹を育てる「いろ」です。現在育休中。今年の春から時短で復職予定です。
みなさんお子さん用の貯蓄口座って作られていますか?教育費のためや、お年玉を預けるために作られている方も多いのではないでしょうか。通帳が発行される金融機関で作る場合は最初の入金額を出生体重にする方もおられますよね。
我が家は楽天証券でジュニアNISAをしていることもあり、元々楽天銀行口座で子ども用の口座を開設していました。しかし、調べるうちに「あおぞら銀行」の存在を知り、新規に私と子ども名義の口座を開設しました。
今回の記事ではあおぞら銀行のメリットとデメリット、楽天銀行など他のネット銀行との違いをまとめました。
今回の記事が向いているのはこんな人「子ども用の銀行口座を開設した人」「金利のいい預金口座を開設したい人」
今回の記事が向いているのはこんな人
- 子ども用の銀行口座を開設したい人
- 金利のいい預金口座を探している人
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目次
あおぞら銀行の概要
あおぞら銀行はメガバンクでも地域金融機関でもないユニークな存在感のある銀行を目指し、個人、事業法人、金融法人のお客さまのニーズに対応して、預金・債券や貸出、シンジケートローン、証券化、事業再生や投資アドバイスなど様々な金融商品・サービスを提供しています。(企業情報より引用)
設立が1957年と60年以上の歴史があるのも安心材料の一つですね!
あおぞら銀行には全国に20ある有人店舗と店舗や窓口を持たない「BANK」があります。今回の記事で扱うあおぞら銀行の口座はすべて「BANK」口座の内容になります。
あおぞら銀行のメリット
あおぞら銀行のBANK(以降ではあおぞら銀行、と記載します)はネット銀行です。他のネット銀行と同じく「通帳が発行されない」「窓口で相談できない」などのデメリットはありますが、あおぞら銀行のよさにはどんなものがあるのでしょうか?以下にまとめます。
あおぞら銀行のメリット
1. 普通預金で業界最高クラスの高金利
あおぞら銀行の普通預金の金利は年0.2%(税引後年0.159%)です。これは他の金融機関と比較すると非常に高い金利です。ゆうちょ銀行やメガバンクと言われる大手銀行でも普通預金は0.001%のところが多いです。この金利で100万円を1年間銀行に預けた場合に得られる利息は10円(税引後は7円)です。
一方あおぞら銀行の普通預金に100万円を1年預けた場合の利息は2000円、税引後でも約1600円です。こうやって比較すると金利の違いがいかに大切かが分かりますね。
同じように銀行に預けておくなら利息が多く受け取れる方がいいですよね。入出金が自由にできる普通預金の口座で0.2%の高金利というのは業界トップクラスでありあおぞら銀行の大きなメリットです。
2. 定期預金も高金利
あおぞら銀行の定期預金は最短6か月から最長5年と種類が多く、金利も5年の場合0.25%(税引後0.2%)と業界トップクラスです。2年以上預ける場合は利益が複利となるのでより多くの利息を受け取ることができます。
5年物の日本国債の利回りが0.236%(税引前。23年2月24日現在)ということを見てもかなり高金利なことが分かりますね。教育費として貯金する場合はすぐに使う予定のお金ではないことが多いと思うので、金利がよければ定期預金を検討するのもおすすめです。
3. 未成年でも口座開設可能
教育費を貯めるという目的にあおぞら銀行がおすすめできる点として、未成年でも口座開設できることがあります。我が家では3歳長女と0歳双子の3人分口座を開設しました。
開設は完全ペーパーレスで1人10分かからず完了しました。15歳以下の子ども名義で口座を開設する場合は本人と親権者の身分証明書が必要です。
あおぞら銀行以外にも高金利の銀行はいくつかありますが、その多くが未成年の口座を開設できません。例えば定期預金の金利が0.3%と高金利のUI銀行で口座を開設できるのは15歳以上です。また、楽天銀行は未成年口座を開設できますがマネーブリッジが利用できないため金利は0.02%(税引前)となります。他の金融機関と比較すると決して低くはありませんが、あおぞら銀行の10分の1と思うともったいない気もしますね。
4. ゆうちょ銀行での手数料無料
あおぞら銀行に口座を開設した場合、ゆうちょ銀行ATMでは平日・休日の時間帯を問わず入金・出金ともに手数料無料で利用できます。ゆうちょ銀行のATMは全国に31,744台設置されており(出典)、みなさんのお近くにもあるのではないでしょうか。身近にあるゆうちょ銀行ATMでの入出金が無料で行えるのは嬉しいですね。
また、入金のみですがセブン銀行ATMでの手数料も無料になっています。セブンイレブンは各種コンビニチェーンの中で最も店舗数が多いので(出典)気軽に利用できるのはメリットの1つですね。
5. アプリを利用すれば目的別に積み立ても可能
あおぞら銀行はアプリを使うことで目的別に積み立てができるようになります。目標額と積立方法を選べば自動で積立をしてくれるので便利です。積立方法も①デビット積立②毎月定額積立③手動積立から選ぶことができ、途中で一時的に停止することもできるので使い勝手がいいですね。
お子さん全員分の口座を開設するのを大変に思う場合などは保護者の方が口座を作り、子どもの教育費を目的別積立するのも一つの方法かと思います。
あおぞら銀行のデメリット
上で書いたようにメリットの多いあおぞら銀行ですがいくつかデメリットもあります。順番に説明していきます。
1. 自動振込サービスはない
あおぞら銀行は自動振込サービスには対応していません。そのため例えばお子さんの教育費用口座から習いごとの月謝を払いたい場合などは不便ですね。楽天銀行やイオン銀行では対応しているので、自動振込サービスを重視する場合は検討してみてください。
2. 他行宛振込み手数料を無料にする条件が厳しい
あおぞら銀行では以下の条件を満たした場合にそれぞれの条件につき他行宛振込手数料が月1回無料になります。
他行宛振込手数が無料になる条件
- 預金残高が500万円以上(投資信託+預金)
- Visaデビット利用が1回以上
- あおぞら銀行の投資信託に残高がある
②に関しては利用額の下限がないので気軽に使えますが、①と③はなかなか難しい条件ですよね。他行宛の振り込みをする頻度が高い人は他の銀行と比較検討する必要があるかもしれません。
3. セブン銀行での出金は手数料がかかる
メリットの項目で書いたように、セブン銀行ATMを使う場合入金手数料は無料ですが出金には以下の料金がかかります。
平日 8:00~18:00 [1回あたり110円]
平日 18:00~21:00 [1回あたり220円]
土日祝日 8:00~21:00 [1回あたり220円]
手数料はなるべく抑えたいのでゆうちょ銀行ATM以外を使用する際は注意が必要ですね。
まとめ
改めてあおぞら銀行のメリット・デメリットをまとめておきます。
あおぞら銀行のメリット
今回の記事では「あおぞら銀行」のメリットとデメリットを解説しました。個人的には子ども名義の口座を開設する場合の最適解の一つではないかと考えています。同じように貯金するなら少しでもお得な銀行に預けたいですよね。今回の記事が検討されている方の参考になれば嬉しいです!