今回は夫婦共働きの我が家の家計管理方法を紹介します。家庭によって家計管理の方法はさまざまあると思いますが、家計簿をつけられない大雑把な私が実際にしている家計管理法で何か参考になることがあれば嬉しいです。
目次
財布は別々
いきなりですが我が家は夫婦でお互いの正確なお給料を知りません。話の流れでだいたい〇万円かな?程度は分かりますがはっきりとした額は知りませんし、もっと言うと独身時代の貯金額も知りません。一般的にはあまりよくないとされているスタイルかもしれませんが我が家の場合はそれでもなんとか回っています。お金の管理を担っている私の方がお給料が高いのも関係しているかもしれませんが…
具体的な方法についてをざっとまとめると以下の流れです。
我が家の家計管理の流れ
- 支出用口座と貯金用口座を分ける
- 給料が入ったらそれぞれが決まった額を口座に入金する
- 現金で管理する分は引き出して保管
- 保険やスマホ代は各自で負担
- 残ったお金は自由に使う
支出用口座と貯蓄用口座を分ける
引き落としがある支出用の講座は夫名義のものと私名義のものと2つあります。
支出用口座① 家賃、ガソリン代、ネット回線、夫分の積立NISA(夫名義のカード引き落とし)
支出用口座②ガス電気、保育料、私名義の積立NISA、ジュニアNISA(私名義のカード引き落とし)
我が家は私が楽天経済圏にどっぷりなこともあって私名義のカード利用が多いです。
給料が入ったらそれぞれが決まった額を口座に入金する
夫は給与口座と支出用口座が別なので毎月決まった額を支出用口座に入金しています。私の場合が少しややこしいのですが、私は給与口座と支出用口座が一緒なので入金はせず給与が入る口座から引き落とされます。
本来は分けるべきなんでしょうが私の支出の多くが家族関係の出費(買い物、外食など)なので一緒にしています。
また、私の口座に入る前に職場の積立共済で天引きされています。
現金で管理する分は降ろして管理
我が家のメイン口座は私の給与口座(兼私名義の支出口座)なので、現金で管理する分は私の口座から出しています。
具体的には
①食費・雑費など日々の買い物で使うお金
②現金でおこなっている定額貯金(車・旅行)です。
もっといい方法があると思いますが昔ながらの封筒で管理しています。
現金を使うのは上記の2つが中心で、残りの外食や買い物は基本的に私のカードで支払いをしています。
保険やスマホ代は各自で負担
我が家はお小遣い制ではないので各自の支出は各自で負担が基本です。保険、スマホ、美容室、病院などなど。素朴な疑問なのですがお小遣い制のおうちは保険やスマホ代の引き落としも一つのカード(口座)からになっているんでしょうか?1回まとめてしまったら楽なんでしょうが我が家は支払いの名義を変更するのも面倒だし、ということでそのまんまです。おかげで相手の保険やスマホの料金設定はお任せでも気が楽なので各自負担が緩い我が家にはあっています。
残った分は自由に使う
残った分は自由に!です。色々支払った後なので月によって金額が変更しますが最近はそこまで服も化粧品も買わないので特に問題ありません。私の口座に残ったお金は私のお金でもあり家のお金でもあるので余裕がある時は貯金に回したり、ジュニアNISAに追加で入金したり、PayPay証券で数千円、数万円ずつ投資をしたりしています。
私も夫も大雑把なのであまりきちんと管理できていませんが、毎月一定額を家計に入れているのでまぁいいかなということで緩く使っています。お小遣い制の人は全部決まったお金の中からやりくりできていてすごいな〜と思います!
このままだと何にいくら使ったかが曖昧になりがちなので、どうやって管理するかは次の記事で書こうと思っています。
このシステムの良いところ、悪いところ
メリット
①お金の管理が楽なこと!作った仕組みに乗っかっていれば毎月決まった額が貯金できているのでお金のことを気にする時間が減りました。特に夫は毎月送金の設定をしていて、残りは自由に使えるから楽そうです笑。私も(あまりよくないとは思いますが)家計のお金と自分のお金の境界線が曖昧なぶん欲しい物がある時あまり我慢しなくていいのもある意味いいことかなと思っています!
②精神衛生上心地よいこと。自由に使えるお金といっても金額的にものすごく多い訳ではなく、おそらく保険や通信費といった必要経費を除くと世間一般のお小遣いの額と大差ない額です。それでも自分で稼いだお金を好きに使えると言うのは気持ち的に嬉しいなと感じています。夫がたまに自由に使えるお金はあんまりないんだ~と言っているので「お小遣い制にする?」と提案したこともありますがやはり抵抗があるようなので我が家はこのスタイルかなと思います。
デメリット
①メリットの①と裏表な関係ですが金銭的な理由で我慢する必要性があまりない分何か欲しいものがあるとき自制心が必要です。つい欲しい→買おう、になりがちなので…。最近はミニマリスト思考にシフトしてきて徐々に物欲が減っているものの、我が家に物が多かった原因の一つがその購入ハードルの低さだったような気がします。
②毎月決まった額を貯金していますが、ボーナスや昇給などイレギュラーがあった場合はその都度話し合う必要があります。ただそれがお金の話をするというきっかけにもなるのでいい点でもあると感じています。
最後に
我が家はDINKS時代はかなり緩い家計管理で、長女が生まれて育休中にお金のことを真剣に考えるようになりました。試行錯誤をして現在はこの方法に落ち着いていますが、今後は変わるかもしれません。今回は我が家の家計管理についてお話ししましたが、今後もより良い方法を探していきたいと思います。特に共働きだとついつい金銭面が緩くなってしまいがちですが、一緒に無理のないように家計を整えていきましょう!